これからの日本の下水道システムは水やエネルギーなどの地域資源の循環に貢献することが求められています。本年4月に開設された下水道システムイノベーション研究室では、社会ニーズに対応した、下水処理水や汚泥等の再利用技術、省エネ技術、AI技術、新素材等を活用した新たな下水道システムの構築に向けた研究を行います。また、下水道システムを活用した地域振興、官民連携や水ビジネスについても研究することとします。
加藤裕之特任准教授、ファムビエットズン特任助教及び尾方瑛修士2年生がに下水処理水を用いてアユを飼育した研究に関する論文がIWAのWater Reuse誌に掲載されました。
下水道協会誌令和6年7月号に加藤特任准教授が「ベンダーロックイン問題の解消とDX推進政策についての考察」を投稿しました。
加藤特任准教授が、下水道協会誌令和6年6月号に「文献調査に基づく雨天時浸入水対策に関する基礎的研究」を共著で投稿しました。
第8回 下水道イノベーションセミナー@本郷を開催します!
テーマは「能登半島地震から考える都市防災と上下水道一体の災害対応」です。
東京大学 先端科学技術研究センターの廣井先生、東京都下水道局 計画調整部 計画推進担当課長の寺本氏、名古屋大学 減災連携研究センターの平山先生をお迎えし、第8回は能登半島地震を踏まえた街づくりと上下水道システムの一体的復旧、災害時の水供給の確保について有識者より語っていただきます。
第7回 下水道イノベーションセミナー@本郷の動画をYouTubeへアップしました。
第7回 下水道イノベーションセミナー@本郷を開催します!
テーマは「DXによる上下水道システムの革新」です。
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の橋本崇史先生と飛野智宏先生、横浜市環境創造局政策課下水道政策調整担当課長の高橋悠太氏、
株式会社水みらい広島 取締役副社長 兼 DXプロジェクトプロジェクトマネージャの村上徹也氏をお迎えし、第7回はDXによる上下水道システムの革新について有識者より語っていただきます。
【開催日】2024年1月15日(第7回セミナプログラム) 15:00〜17:20
本研究室修士1年の尾方瑛君が、月刊下水道令和6年1月号(特集・未来へのブレイクスルー)に「下水処理水を用いたアユの育成と河川生態系保全」を投稿しました。
加藤特任准教授が、下水道協会誌12月号に「欧州等における上下水道事業の再公営化の要因と成果等についての文献等による調査結果と考察~ウォーターPPPへの示唆~」を投稿しました。
加藤特任准教授が月刊下水道10月号に、「下水汚泥が食・エネルギー・人の新たな循環を生む ~循環の輪と信頼の形成についての考察~」を投稿しました。
下水道システムを中心に世界的なモデルになるような自立したシステムを創りあげる
そのため、本研究室は
○シーズ発掘(見えない宝探し)のための研究・開発拠点
〇産・官・学そして市民との連携拠点
〇防災、官民連携、美・食・健康など多様な事業分野との連携拠点
〇グローバルとローカルの両方の視点を有するイノベーティブな人材の育成拠点となることをめざします