これからの日本の下水道システムは水やエネルギーなどの地域資源の循環に貢献することが求められています。本年4月に開設された下水道システムイノベーション研究室では、社会ニーズに対応した、下水処理水や汚泥等の再利用技術、省エネ技術、AI技術、新素材等を活用した新たな下水道システムの構築に向けた研究を行います。また、下水道システムを活用した地域振興、官民連携や水ビジネスについても研究することとします。
第7回 下水道イノベーションセミナー@本郷の動画をYouTubeへアップしました。
第7回 下水道イノベーションセミナー@本郷を開催します!
テーマは「DXによる上下水道システムの革新」です。
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の橋本崇史先生と飛野智宏先生、横浜市環境創造局政策課下水道政策調整担当課長の高橋悠太氏、
株式会社水みらい広島 取締役副社長 兼 DXプロジェクトプロジェクトマネージャの村上徹也氏をお迎えし、第7回はDXによる上下水道システムの革新について有識者より語っていただきます。
【開催日】2024年1月15日(第7回セミナプログラム) 15:00〜17:20
本研究室修士1年の尾方瑛君が、月刊下水道令和6年1月号(特集・未来へのブレイクスルー)に「下水処理水を用いたアユの育成と河川生態系保全」を投稿しました。
加藤特任准教授が、下水道協会誌12月号に「欧州等における上下水道事業の再公営化の要因と成果等についての文献等による調査結果と考察~ウォーターPPPへの示唆~」を投稿しました。
加藤特任准教授が月刊下水道10月号に、「下水汚泥が食・エネルギー・人の新たな循環を生む ~循環の輪と信頼の形成についての考察~」を投稿しました。
加藤特任准教授が、「東日本大震災における下水道施設の被害と現地支援」について執筆した「都市防災ハンドブック(青山俊樹・監修)」が株式会社NTSより発刊されました(2023.9.1)。
加藤特任准教授の論文「地域における下水汚泥の農業利用の普及に必要な人物のタイプ ~イノベーション普及理論からの考察~」が下水道協会誌8月号に掲載されました。
本研究室修士一年の村上周平君が、第60回下水道研究発表会(8月2日,日本下水道協会主催)で、「下水汚泥肥料を利用する農家の属性と利用拡大のための効果的な説明方法の分析」について発表しました。
本研究室修士一年の尾方瑛君が、第60回下水道研究発表会(8月3日,日本下水道協会主催)で、「下水処理水を利用したアユの養殖における 臭気物質低減方法の評価」について発表しました。
加藤特任准教授が東北大学の久保田健吾准教授らと共著で執筆した論文「日本各地の下水処理活性汚泥の微生物群集構造とコア微生物群」が下水道協会誌の奨励論文として表彰されました。
加藤特任准教授が水道公論7月号に「シュタットベルケの人材戦略等から見るわが国の上下水道PPPのあり方についての考察 その②」を投稿しました。
加藤特任准教授が水道公論6月号に、「シュタットベルケの人材戦略等から見るわが国の上下水道PPPのあり方についての考察 その①」を投稿しました。
産官学の有識者の講演をまとめた「下水道イノベーションセミナー@本郷 講演集 (滝沢・加藤編著)」が公共投資ジャーナル社より6月1日に発刊されました。
下水道システムを中心に世界的なモデルになるような自立したシステムを創りあげる
そのため、本研究室は
○シーズ発掘(見えない宝探し)のための研究・開発拠点
〇産・官・学そして市民との連携拠点
〇防災、官民連携、美・食・健康など多様な事業分野との連携拠点
〇グローバルとローカルの両方の視点を有するイノベーティブな人材の育成拠点となることをめざします